
今回は「ファンクショナルトレーニングの5原則」です。
以前書いた「トレーニングの7原則」があってこそ、より活用できるものです。
①重力を利用する。
②分離と共同。
③キネティックチェーン
④3面運動
⑤力の吸収と発揮
それぞれ見ていきましょう。
①重力を利用する
スポーツや日常生活を問わず、私たちは常に重力の影響を受けています。
ファンクショナルトレーニングでは重力に耐え、対抗した動作を意識し、作っていきます。
②分離と共同
靭帯の関節はジョイント・バイ・ジョイント・セオリーに基づき、「スタビリティ関節」と「モビリティ関節」とに分かれています。
それぞれが役割を果たし、共同して体を動かす必要があります。
③キネティックチェーン
日本語に訳すと「運動連鎖」です。
動作は一つの筋肉だけが動くのではなく、たくさんの筋肉、筋肉や骨格を介し大きな力を生み出します。
特に体幹(ピラー)の強さがないと連鎖にトラブルが生まれ力の伝達に欠陥をもたらします。
④3面運動
トレーニングを3面の動きでとらえる必要があります。
・矢状面・・・前後の動き
・前額面・・・左右の動き
・水平面・・・回線の動き
⑤力の吸収と発揮
高くジャンプするために、一瞬でしゃがみこんでから飛ぶように、力を発揮する前には吸収する動作が必要になります。
機能的に体を動かすため、バランスが整い姿勢の改善が見込まれます。
機能的に動作が行えることで筋肉や間接への負荷も減り、怪我の予防にもなるといえるでしょう。
それにより肩こりや腰痛解消、ピラーが必要になるためお腹周りやお尻の引き締めにもつながる場合もあります(^^
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