
トレーニングを行う時、スポーツを行う時に「体幹を~」と言う言葉を良く耳にするかと思います。
そこで重要になるのが腹圧です。
腹圧とは腹腔内圧の略称で内蔵がある空間に圧力をかけることを言います。
この空間を覆うように腹横筋と言うコルセットのような筋肉が前後左右から圧をかける事で腹圧を高めます。
この時周りを腹横筋、後ろ(背中)を多裂筋、上を横隔膜、下を骨盤底筋が担い、これをインナーユニットと呼びます。
腕を動かす0.03秒前、足を動かす0.1秒前にこのインナーユニットが収縮する事で腹圧がかかり体幹を安定させて手足を動かしています。
これをフィードフォワード制御と呼びますが、ここが上手く機能しないことで腰痛の原因になっていたり、体を上手く使えていない場合も多々あります。
つまり
腹圧を高めるためにインナーユニット(特に腹横筋)を収縮させる必要があります。
前置きが長くなりましたが、
トレーニングを行う前に知っておいて欲しいこと
それは、ドローインとブレーシングです。
ドローインとは
息を吐いてお腹を凹ませた状態で呼吸をするトレーニング。
ブレーシングとは
息を吸ってお腹を膨らませた状態で呼吸をするトレーニング。
ドローインとブレーシングの違いはどちらかが正解、不正解ではなく、目的が異なります。
ドローインでは腹圧に必要な腹横筋を使えりようにするトレーニング。
ブレーシングは外腹斜筋や内腹斜筋も一緒に収縮させる事でより腹圧を高め実際に動く為のトレーニング。
となります。
つまりドローインが出来る前提でブレーシングを行うといった順序になります。
ドローインの状態で動いてみると動きにくくぎこちないと思います。
逆にお腹をブレーシングの状態で動いてみた方が動きやすいと思います。
イメージしてみてください。
排便時に力む時はお腹を凹ませていないはずです。
むしろお腹は膨らませて息を止めていると思います。
腹圧は息を吸って止めた時にいちばん高くなると言われています。
ドローインとブレーシング、意識して使い分けてみてください^ ^
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