こんにちは。
墨田区向島のスペラサン・パーソナルトレーニングです。
回旋動作を鍛えるメリット
「身体をひねる」動きは、スポーツだけのものではありません。歩く、振り向く、物を取るなど、日常動作にも回旋は多く含まれています。
「腹筋を鍛える=体を固める」と考えられがちですが、身体は本来、固めるだけでなく、しっかり動かす能力も必要です。
特に重要なのが、身体をひねる「回旋動作」。
今回は、回旋動作を鍛えるメリットについて解説します。
1.力を全身につなげやすくなる
パンチ、キック、投球、ゴルフスイングなど、多くのスポーツ動作では、足から生まれた力が骨盤・体幹を通って上半身や腕へ伝わります。
このとき重要なのが、単純な「体幹の強さ」だけではありません。
下半身で作った力を、身体の回旋を使って次の部位へ伝える能力です。
例えばパンチなら、
床を押す
↓
脚が動く
↓
骨盤が回る
↓
体幹が回る
↓
肩・腕へ力が伝わる
という連動が起こります。
途中の回旋がうまく使えなければ、せっかく下半身で生み出した力も効率よく伝わりません。
体幹トレーニングは、筋力やパワー、スプリント、方向転換能力、競技パフォーマンスの改善に一定の効果を示した研究もあります。(PubMed Central (PMC))
2.「腕だけ」「脚だけ」の動きが減る
回旋動作が苦手な人は、動作を一部分だけで行いやすくなります。
例えば、
- パンチを腕だけで打つ
- ボールを肩だけで投げる
- ゴルフで腕だけを振る
- キックで脚だけを振る
という状態です。
もちろん動作によって必要な技術は異なりますが、身体全体を連動させる動きでは、一部だけに仕事を集中させないことが重要です。
回旋を鍛えることで、
「腕を動かす」
から
「全身で動きを作る」
という感覚を身につけやすくなります。
3.切り返しや方向転換の能力につながる
身体は一直線に動くだけではありません。
スポーツでは、
- 相手をかわす
- 振り向く
- 切り返す
- 方向を変える
- 着地して次の動作へ移る
といった、回旋を伴う動作が頻繁に起こります。
重要なのは、単純に「速く回れること」だけではありません。
回る → 止まる → 反対方向へ動く
この一連のコントロール能力です。
体幹トレーニングに関するメタ分析では、筋力や下肢パワー、スプリント、方向転換能力などへの改善効果が報告されています。(PubMed Central (PMC))
4.回旋できることと、回旋をコントロールできることは別
ここは非常に重要です。
「回旋トレーニング」というと、ただ身体を大きくひねればいいと思われがちです。
しかし実際には、
動くべき場所が動き、安定すべき場所が安定する
ことが大切です。
例えば、胸椎や股関節の動きが少ない状態で無理に回ろうとすると、その不足分を腰が代償することがあります。
つまり、
回旋可動域を増やすことと
回旋動作を上手く使えること
は別の能力です。
必要なのは、ただグルグル回すことではなく、
- どこから回旋を始めるのか
- どこまで回すのか
- どこで止めるのか
- 次の動作へどうつなげるのか
までコントロールすることです。
5.日常生活でも「ひねる力」は必要
回旋動作はスポーツ選手だけのものではありません。
例えば、
- 後ろを振り返る
- 車から身体を出す
- 荷物を別の場所へ移す
- 歩きながら腕を振る
- 床から物を取って向きを変える
など、日常生活にも回旋動作は多くあります。
特に「動かないように固める」トレーニングばかりではなく、動きながら身体をコントロールする能力を鍛えることも大切です。
では、どんな回旋トレーニングがいいのか?
目的によって変わりますが、例えば、
- 立った状態での体幹回旋
- ランジ+回旋
- ケーブルやバンドを使った回旋
- メディシンボールスロー
- 股関節の動きと連動させた回旋
- WECKMethodのような、身体全体の連動を意識したトレーニング
などがあります。
ポイントは、ただ腹筋をねじることではありません。
「回る」だけで終わらず、足元から生まれた力を身体全体でつなげること。
そして、
動く → 止める → 次の動きへつなげる
という能力まで鍛えることで、回旋動作はより実用的になります。
まとめ
回旋動作を鍛えるメリットは、単純に「身体が柔らかくなる」「腹筋が強くなる」ということだけではありません。
- 全身の力をつなげやすくなる
- 腕や脚だけに負担を集中させにくい
- 切り返しや方向転換につながる
- 動きながら身体をコントロールする能力を高められる
- スポーツだけでなく日常動作にも活かせる
強い身体=固い身体ではありません。
必要なときに安定し、必要なときに動く。
そして、その「動く」の中でも重要なのが、身体を立体的に使う回旋動作です。
回旋トレーニングを取り入れるときは、ただ大きくひねるのではなく、全身のつながりの中で回ることを意識してみてください。
ご予約・お問い合わせは公式LINEまでお問い合わせください🙋
↓↓↓
スペラサン情報
所在地
スぺラサン パーソナルトレーニング
〒131-0033 東京都墨田区向島1-27-5 坂口第三ビル1F・2F
押上駅(徒歩3分)
